Search

民間ロケット打ち上げ見送り、5月2日に延期 - 読売新聞

 北海道大樹たいき町の宇宙新興企業インターステラテクノロジズは30日、小型ロケット「MOMOモモ3号機」に不具合が見つかり、この日の打ち上げを見送ると発表した。部品の交換作業を行い、次回は5月2日に打ち上げる予定という。

 同社によると、燃料の推進剤として液体酸素を注入していたところ、姿勢制御装置に噴射ガスを送る配管の弁に異常が見つかり、交換する必要があると判断した。予備の弁と交換した後、動作試験を行う。5月1日は天候不良が見込まれるため、2日に延期することにした。

 3号機は全長10メートル、直径50センチ、重さ1・15トン。エタノールを主原料とする燃料を燃やして上昇した後、慣性飛行に移行し、高度100キロの宇宙空間を目指す。成功すれば、民間単独で日本初のロケットとなる。

 同社がロケットを打ち上げるのは今回が3回目。2017年7月に打ち上げた1号機は機体が強度不足で破損、18年6月の2号機は打ち上げ直後に落下、爆発し、いずれも宇宙空間には届かなかった。

Let's block ads! (Why?)


https://www.yomiuri.co.jp/science/20190430-OYT1T50130/

2019-04-30 04:32:59Z
52781691859869

Bagikan Berita Ini

0 Response to "民間ロケット打ち上げ見送り、5月2日に延期 - 読売新聞"

Post a Comment

Powered by Blogger.