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中村航輔が語るサッカーと将棋の共通点 ネルシーニョ監督は「今日は矢倉。絶対に矢倉にしろよ」タイプ(Number Web) - Yahoo!ニュース

 自分が表現すべきは、ピッチでのプレーだというスタンスがあるのだろう。  普段の中村航輔は、自身のサッカー観を積極的には語るタイプではないと聞く。 【秘蔵写真40枚超】ガチの将棋好き中村航輔、中村太地七段に指し回しを真剣に教わるなどJリーガーの若き日。  ただ将棋という入り口からならば、たどり着けるかもしれない。そこで将棋との共通点から、彼のサッカー観を探っていくことにした。  例えば将棋界には「棋は対話なり」という言葉がある。  対局中、相手と会話を交わすことはない。しかしお互いの駒を動かしながら、盤上では常にコミュニケーションが行われている。例えば「ここまで陣地を取らせてください」、「分かりました。そこまでだったら」、「こっちはどうですか?」、「そこはちょっと我慢できないので、戦いますよ」という無数の会話によって進んでいくのが対局なのだ。

サッカーもボールを巡る対話なり

 そういう意味では、サッカーも同じである。  約105m×約68mという広大なピッチでは22人の選手たちが複雑に動き回っているが、ボールを巡る相手とのコミュニケーションがあり、それによる様々な駆け引きが繰り広げられている。まさに対話だ。中村も同意する。 「たとえばビルドアップの時に、『センターバックの間にボランチが落ちて3枚になったら、そっちはどうするの? 』ってことですよね。『前線は5枚が張り付くけど、その時にサイドハーフはどうするの? ついていくの? それとも頑張って中間ポジションを取るの? 』って迫っていく。そういう会話があるのは面白いですよね。今はどの国のフットボールも見ることができるわけで、『俺たちはこうするよ』ってのもわかりますから」

ネルシーニョ監督は“厳格な棋風”

 サッカーは選手の配置によってフォーメーションや戦い方も決まっていく側面があり、試合の流れや相手の形を見て、自分たちの形を変えることもある。  将棋も同様に、自分の得意戦法を貫くこともあれば、相手の出方によって守備陣形や戦法を変えて戦うこともある。どう変化するかが「棋風」と呼ばれ、サッカーではそれが「チームスタイル」になる。 「そこは監督によって違いますよね。同じ状況でもそれを『良し』と判断する監督もいれば、『良くない』と判断する監督もいるわけで、そういう違いを見るのが面白いです。J1には18チームがあって、クラブや監督のスタイルも色々ありますから」  ちなみに中村が所属する柏レイソルのネルシーニョ監督は、どうだろうか。国内屈指の名将として知られている指揮官だが、棋風で言えばだいぶ厳格そうなイメージだ。 「厳格ですよ。『今日は矢倉をやるから、絶対に矢倉にしろよ』と言うタイプです(笑)。もし駒である選手が『でも、今日はこっちに行った方が良い気がする……』と少しでも違う方に動こうとしたら、『いや、今日は矢倉だろ? 』と言いますね」  思った通りの反応が返ってきた。

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September 10, 2020 at 09:36AM
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