【マニラ共同】第2次大戦で沈んだ軍艦の探査をしている米調査チームは24日までに、フィリピン中部レイテ島沖で1944年、日本軍の神風特別攻撃隊による初めての自爆攻撃で沈没した米空母セント・ローの映像を公開した。今年5月、フィリピン海溝の水深4736メートルの場所で発見。真っ暗な深海に沈むひしゃげた船体が、攻撃の激しさを物語っている。
米IT大手マイクロソフト共同創業者の故ポール・アレン氏が設立した財団バルカンのチームが調査を実施した。無人探査船ペトレル号を使ってセント・ローを発見。映像は約11分で、特攻隊機が突入した飛行甲板などが確認できる。
2019-11-24 05:45:00Z
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