素晴らしい映画というものは、良いものである必要はない、それを証明した作品だ。
犬が大活躍するエア・バディシリーズの3作目である本作で、ゴールデンレトリーバーのバディは、前作までのバスケットボールとアメリカン・フットボールからサッカーへと競技を移す。
ロマンスの駆け出しを楽しんでいたバディと飼い主のジョシュだったが、バディが所属するチームはサッカーリーグから追放されてしまう。同シリーズが持っていた偉大な精神「犬がバスケットをしてはいけないなんてルールはない」から外れた物言いに、二人は反発し奮起していく。
バディと恋人のモリーとの間に生まれた子犬たちが誘拐されてしまう。子犬たちの救出後に行われたサッカー女子ワールドカップ。決勝戦で代表173キャップを数え、ワールドカップ優勝とオリンピック金メダルの実績を誇る実在する米国代表ブリアナ・スカリーが負傷してしまう。
PK戦にもつれ込んだ試合、スカリーに代わって出場したバディは見事にシュートをストップ。 シャツ番号「K9」を着用したオス犬がチームを優勝に導いた。
傑作だ。
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April 18, 2020 at 04:36PM
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