Search

開催危ぶまれるACLサッカー 大型放映権に影響も - 時事通信ニュース

2020年04月11日15時53分

1次リーグH組の全北(韓国)戦、相手選手と競り合う横浜Mのチアゴマルチンス(左)=2月12日、韓国・全州(EPA時事)

1次リーグH組の全北(韓国)戦、相手選手と競り合う横浜Mのチアゴマルチンス(左)=2月12日、韓国・全州(EPA時事)

 新型コロナウイルスの脅威は収まる兆しを見せず、サッカーのアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)は再開のめどが立たない。46協会が加盟し、世界で最も広大な地域を管轄するアジア・サッカー連盟(AFC)は頭を悩ませている。

「安全でない試合は無責任」 FIFA会長

 今季は2月に1次リーグ第2戦までの一部を消化したのみ。新型コロナの影響は「震源地」中国から東アジア、中東へと広がった。今後、中断や延期を強いられている各国リーグが再開しても、ACLは国境を行き来するため渡航が制限されている間は開催が難しい。チームやサポーターの移動も感染拡大のリスクになり得る。
 ◇困難な日程調整
 1次リーグには12カ国から32チームが出場。準決勝まで東西に分かれて実施されるが、2006年からAFCに加盟したオーストラリアと中東との間には7~8時間もの時差があるほど、横に長い。当然、新型コロナの状況もそれぞれ異なる。
 イランでの死者は4000人を超え、中東での拡大は今がピーク。中国や韓国の状況は依然深刻で、日本はこれからがヤマ場だ。1次リーグの残りは5月以降に延期されたが、再開に向けた調整は容易ではなく、従来の11月の決勝を目指せば、過密日程も問題になる。
 日本協会の関係者は「6月以降の再開では年内に終わらせるのは厳しい」と指摘。だが、簡単に中止は判断できないとみられる。AFCは中国とスイスの合弁企業「DDMCフォルティス」と主催大会の放映権契約を結んでいる。来年から推定8年20億ドル(約2200億円)の大型契約だが、内容には今季のACL終盤も含まれており、影響する恐れがある。
 ◇成長、一転正念場
 ACLは1967年に始まったアジアクラブ選手権が前身。02年に改称され、最高峰の欧州チャンピオンズリーグをお手本としてきた。優勝賞金も400万ドル(約4億3000万円)まで増え、成長を続けてきたが、正念場を迎えた。
 東京五輪が1年延期されたが、サッカーでも欧州、南米両選手権が来夏に先送りされた。新型コロナは競技カレンダーを崩壊させ、クラブやリーグの財政悪化にも波及。AFCはどのような解決策を見いだすのか、難しいかじ取りを迫られている。(時事)

Let's block ads! (Why?)



"サッカー" - Google ニュース
April 11, 2020 at 01:56PM
https://ift.tt/2VlsneQ

開催危ぶまれるACLサッカー 大型放映権に影響も - 時事通信ニュース
"サッカー" - Google ニュース
https://ift.tt/2TfEgDu
Shoes Man Tutorial
Pos News Update
Meme Update
Korean Entertainment News
Japan News Update

Bagikan Berita Ini

Related Posts :

0 Response to "開催危ぶまれるACLサッカー 大型放映権に影響も - 時事通信ニュース"

Post a Comment

Powered by Blogger.