“イライラ”との付き合い方を描いた漫画「イライラすること」がSNS上で話題となっています。自分がイライラする原因は2つに分けられると自己分析する女性。一つは「自分のこと」、もう一つは「自分以外のこと」で、いずれのイライラでも子どもたちに伝えるようにしており…という内容で「すごく共感しました」「とても良い考え」「大事なことですね」などの声が上がっています。作者の女性に聞きました。
「正直に話すこと」ならできそう
この漫画を描いたのは、りんごむし(ペンネーム)さんです。イラストレーターとして活動しています。漫画は、上の子どもが小学生になったのをきっかけに描き始め、現在も日々の暮らしを描いています。
Q.今回の漫画を描いたきっかけは。
りんごむしさん「普段の漫画では主に、日常の面白かったことやよかったことを描いています。今回のような、怒ったとき、イライラしたときのことはあまり描いていなかったので、描いてみようと思ったのがきっかけです」
Q.こういう伝え方になったきっかけはあるのでしょうか。
りんごむしさん「自分のイライラを解決したい、自分がスッキリする方法は何かと考えたとき、『正直に話すこと』ならできそうだと思ったのがきっかけです。子どもたちのための子育てですが、自分のことを考えるのも大切だと思っています。私自身のことも考えると今のところ、この方法で頑張っていけそうだなと思っています」
Q.イライラを伝えたとき、子どもたちはどんな反応をすることが多いのですか。
りんごむしさん「しっかりと話を聞いてくれることが多いです。『えー』と言われたりすることもありますが、『なぜそういうふうに思うか』などを丁寧に話すようにしています」
Q.時には、イライラが態度に出てしまうこともあるのでしょうか。
りんごむしさん「もちろん、態度に出てしまうこともあります。子どもたちの悲しそうな表情や嫌そうな表情を見て、『はっ』と気付くこともあります」
Q.りんごむしさんのご両親も、こういう伝え方だったのですか。
りんごむしさん「基本的には、何でも話をしてくれていたと思います。ただ、体調がすぐれないときはそのことを私には言わず、頑張っていたような記憶があります」
Q.漫画について、どのような意見が寄せられていますか。
りんごむしさん「『なるほど!』『私はこんなふうにしています』『うちではなかなか難しそうです』などさまざまなご意見を頂きました。いろいろな方の意見を聞けて、勉強になりました」
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April 17, 2020 at 05:10AM
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