
長井短
はじめまして、演劇モデルの長井短です。府中生まれおもしろフラッシュ育ちのインターネットガールがあたいです。
そろそろ世の中に対して影響力が強くなってきてもいい年頃だけど、いまだに年上の人たちからは若者扱いされるし、かといってそこそこ後輩とかもできてきて若手面もできない。相手にとって都合よく「大人」と「子供」の相手を行ったり来たりさせられる日々にいい加減痰を吐きたくなっています。
あなたにとって都合の良い私でいるのはもうやめたいってのは年齢のことだけじゃなくて、生きてるだけでどんどん貼られる沢山のラベルもそう。
駅の広告に初音ミクちゃんがいるのにオタクがダサいの記号になってること、
料理が好きだと家庭的とされること、
ネガティブなことを言うと自信がないと決め付けられること。
人間の中身は外見に出るって言うけれど、癌は見た目じゃわからなくて、私たちがどんな人間かってことも、外見や立場年齢その他たくさんの「1ページ目にあること」だけじゃわからなくない?
そんな怒りと悲しみを込めて、貼られたラベルをブチ剥がすコラムにしたいと思います。私は私らしい以外に形容できないのだ。第一回目は自己紹介がてら自分の話を書きますね。
モデル=キラキラ女子でイケてる系?
「ネガティブモデル」って肩書きが私についてから、もう随分経つ。街中で知らない人に「あ、ネガティブな人ですよね?」と声をかけられることにも慣れて、「そうそう、ネガティブなの~」と言葉を返せるようになった。だけど、そもそもどうして私はネガティブモデルってことになったんだっけ? と考えると、うまく思い出せないのだ。
ことの発端はたぶん、SNSでの私の呟きが「誰か優しくして」とか「今日も一歩も家から出なかった」とか、そういうほのかにカビ臭い内容だったからな気がするんだけど、これってたぶん誰でも呟いたことあるようなことで、際立って私がネガティブだっていうことにはならない。じゃあどうしてかって、たぶんそれは、私がモデルだからだ。もし私が陶芸家とかだったら、たぶんネガティブ陶芸家ってことにはなってなかったはず。
職業が持つイメージは大きい。モデルと聞けば華やかな人間を想像するし、小説家と聞けば寡黙さ、芸人は明るい、外資系は意識高くて公務員はしっかり者。あげ出すときりがない職業から結びつけられる性格達は、正しかったり正しくなかったりする。そりゃ当然だ。
こんなふうに書くと、私は自分がネガティブだと思われていることに不満を持っているようだけど、断じてそうではないのです。まず大前提としてそういう商売だし、ネガティブってのは実際私の中にある側面だから。でも、今言ったように、ネガティブってのは私の側面でしかない。
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